今日は、パクレーの「忘れっぽい天使」でお弁当を作ってみました。
このクレーの天使は1920頃、
難病によりうまく動かなくなった手で描かれたそうです。
一番有名で人気のある絵なので
みたことある人も多いんじゃないかな?
ちょっととぼけた顔をしていて愛嬌もあるけれど、
背景やこの天使の意味を知ると考えさせられます。
気になる人は調べてみてね。
そう、忘れっぽい天使は 「ごめんなさい」と謝っているようにも見えるし、
「仕方ないよね」って居直っているようにも見える。
忘れるって最強だし、無責任だとも思えるけれど、
優しさでもあったりする。
この絵にあてた谷川俊太郎さんの詩を紹介します。
「忘れっぽい天使」
くりかえすこと
くりかえしくりかえすこと
そこにあらわれてくるものにささえられ
きえさってゆくものにいらだって
いきてきた
わすれっぽいてんしがともだち
かれはほほえみながら うらぎり
すぐかぜにきえてしまううたで
なぐさめる
ああ そうだったのか と
すべてがふにおちて
しんでゆくことができるだろうか
さわやかなあきらめのうちに
あるはれたあさありたちは
きぜわしくゆききし
かなたのうみで いるかどもははねまわる
詩なんて最近読んでないけれど、
久しぶりに読んでみようと思いました。
ところがこの詩集を買った覚えがあるのだけれど、
どこかに行ってしまいました。
天使のいたずらかな…
東京から広島くらいの距離…。
この歌を聞いたら泣けます。
忘れっぽい私だけど忘れたくない歌。
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