泣くしかない日もある

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今日のお弁当は「すぐ泣く君」の表紙
MAYA MAXXさんの泣き虫くんを描きました。

泣き虫の私が、
これまた泣き虫だった息子を思い出しながら描きました。

涙をいっぱい流しながら描きました。

昨日、夏の甲子園が中止になったというニュースをみました。
そう、甲子園だけではないのですよね。
さまざまな全国大会がなくなり、
その大会のための
地方大会もなくなり、

部活に入っている三年生は
そのままほぼ引退になるでしょう。

私たち大人はかける言葉もないですね。

大人になれば
「人生は長いよ。そんなことで自分の人生を台無しにしないで!!」
「次の目標を持って」と言えるのですが、
ショックを受けている今の子どもたち、
見守って来られた保護者さんたちに伝わるかと言ったら、

それは難しいでしょう。

それを承知の上で、
たくさんの方々が「言葉」を贈っています。
いつかその言葉を受け止めることができ、
前を向けたら良いな…と思いながら、
私は一緒に泣くことしかできません。

そう、
ウチの息子も
一緒に暮らしている間はよく泣きました。
まわりからは「心が弱い」とよく言われましたが、

親の欲目ありありの発言ですけど、

大きい背中を震わせて泣くような
厳しい状況の中にいて、
叩かれても叩かれてもそれに耐え、
けして後ろを向かなかった芯の強さは

私たち親子にしかわからないことなんだ!!と思っています。

息子と過ごした最後の4年間は
喉に鉛の球が詰まっているような毎日でしたが、
それでも
最後まで戦わせてくれました。

しかし、今の子どもたちは違います。
いきなり目標を奪われた…
それがどれだけ辛いことか…

本当の心の中は他の人にはわからないでしょう。
私にだってわからない。

だけど私は願います。

彼ら、彼女らの心の傷が
人として生きていくための
前に向かって歩いていくための
強さにかわっていくことを。


だから今はたくさん泣いて。

今日の1曲…PS22 Chorus “THE ROSE” Bette Midler

PS22はニューヨークの公立小学校（P.S. 22）のコーラス隊です。
人種も家庭環境もバラバラで
特別な音楽教育も受けたことのない公立小学校のコーラス隊でありながら、
音楽の喜びを感じさせる心のこもった子ども達の歌声に
とても癒されています。

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