真実さんの女座長 中村梅子

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今日は金曜日恒例のシャケ弁の日。
こまつ座『雪やこんこん』
熊谷真実さん演じる女座長 中村梅子を描きました。

昨日、広島のアステールプラザ、大ホールでこの舞台を観ました。
広島市民劇場の例会で、
できる限りの感染対策をしての開催でした。


そう、井上ひさしさんの脚本による、
主人公 女座長 中村梅子は
これまで市原悦子さん、宮本信子さん、高畑淳子さんと
錚々たる女優さんたちが務めてきたらしいんですね。

真実さん演じる中村梅子も、
小気味良い台詞回しと
少しかすれたハリのある声で
女座長にふさわしい貫禄がありました。

しかししかし、
真実さんの梅子は、それだけではないのですよ。

迫力の中にも可愛らしい色気があって、
熱演に圧倒されながらも
どこかホッとさせてくれる。
なんとも言えないあたたかさと明るさがあるのです。

舞台は、最初から飛ばしまくりです。
息をつく暇もなく続く台詞の応酬と
コロコロ変わる展開。
脇を固める役者さんの精一杯の演技の
素晴らしいこと。

これはライブならでは
オンラインでは伝わらない確かな”熱”です。

舞台は昭和20年代。

苦しい巡業を強いられる大衆演劇の役者さんたちと
現代のこのコロナ禍で舞台に立つ役者さんたちとが重なり、

最後はポロっと涙がこぼれました。
本当に素晴らしかった!!

劇中で

まっすぐに まっすぐに
芸で押してきた者がバカを見る世の中は
認めない!

ってセリフがありました。
(違っていたら御免なさい)


そう、コロナ以降、
私にも辛いことがいっぱいありました。
デザインで身を立ててきた私のちっぽけなプライドが
グチャっと潰されたようなこともありました。

私にもプライドがあったんだな…と気づいて
たまげたりもしたんですが、
このままバカにされたてたまるか!と思って
一回気持ちをリセットさせて作ったのが

私の初書籍「弁当美術館」です。

転んでもただでは起きない。
辛くても泣かない。
強そうに見えないけれど、なかなかな私ですが、

このセリフを聞いて涙が溢れてくると
「ほんまはとっても辛かったし、痛かったんじゃね」って思いました。


真面目にやってきた人間がバカを見る世の中は
私も絶対認めない!


会場では
エコバックと缶バッジなどのグッズ販売をしていました。

実はひょんなことから、私がデザインしたんです。
まさにまっすぐに まっすぐに頑張ってきて
良かったよぉ〜。ほんま。

おかげでこんな素敵なご縁をいただきました。




今日の1曲…美空ひばり – ひばりの花売り娘

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