自分が生まれた年

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広島ブログのナナパパ発案で始まった同じお題でブログを書こうに
今月は参加させていただきます。
お題は「自分が生まれた年」　


そう、私が生まれた年は東京オリンピックが開催された年です。
当然記憶がないので、何も語れません。
だから勝手に
私が「もう一度生まれた年のこと」を書きたいと思います。

そう、私が「母になった年」
息子の生まれた年です。

息子が生まれたのは1995年3月22日。
山梨県の上九一色村（現・富士河口湖町）にあった
オウム真理教の教団施設に強制捜査が入った日です。

オットさんは息子が生まれたのも気づかずに、
私の病室で、テレビを食い入るように見ていて
掃除をしているオバさんに
「何してるの。子ども生まれたよ」と教えられて慌てたそうです。

あれから、私の生活も性格も一変しました。

息子も子ども扱いできない年齢になり、
頼られることもありません。
ありがたいことで、幸せなことではあるのですが、
何をするにも離れなかった息子を背負い紐でくくって
掃除機をかけたり、
ベビーチェアを足で動かしながら
イラストを描いていた事を思い出します。


ああ…話がどんどんそれていくので
戻ります。

息子が生まれた年もそうなのですが、
その日は大変な一日でした。
しかし、
オウム真理教の一連の事件が起こってから月日は流れました。

あの事件以来、
怪しいと思われていたオカルトや神秘主義的なことが、
むしろ最近では流行ってきているように思います。
それはそれで別に良いのです。
私も嫌いじゃないですから。

ですが、こんな不安定な時代ですから、
その不安につけ込んで、
怪しいことをする団体が力を持たないでほしいな…と
ちょっと思います。
特定の団体や個人をさして言っているわけではないのですよ。
とにかく思い出して、少し寒気がしたのです。
地下鉄サリン事件やあの狂った春のことを。

少し寒気がしたのです。

そう、3月はいろんな事件が起こります。
いつも以上に慎重に。
気を確かに。

…コレ自分に言うてますよ。



今日の1曲…Enrico Pieranunzi – Canto Nascosto

不安や嫌なことがあったら
好きな音楽を聴くに限ります。
生まれ育った島の風景を思い出しながら、
可愛い頃の息子を思い出しながら、
この曲を聴きたいと思いましたが、

いつものようにCDが見つかりません。

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