美味しさにジャミラも吠えるジャミライス弁当

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今日はジャミライス弁当

オットさんの大好きなひじきご飯を作りました。
ひじきの煮物には
汐ふきしいたけを混ぜて、
みりんと醤油で煮ています。

これを白米の上にのせただけで
オットさんはもう何にもいらん感じなの

…ですが、
おかずは作りましたよ。

ジャミラはポテトサラダにオブラートアート。
ジャンボ揚げ餃子と蕾菜のソテー。
菜の花は茹でて生姜オイルと塩で味付けしています。

そして味噌汁つきでした。

そう、昭和世代ならよく知っていると思いますが、
ジャミラはウルトラマンに登場した怪獣です。
小学生の時、
着替えの時間に
男子がよく体操服の襟ぐりを頭に引っ掛けて
ジャミラの真似をしてました。
今では顔なしの定番ポーズですが、
私の子供時代はジャミラでした。

見た目もなかなかのインパクトなのですが、
とにかくお話が衝撃的。
そう、ジャミラは人間だというのです。
宇宙で一人見捨てられた宇宙飛行士。
過酷な環境に適応するために怪獣に変貌し、
目に見えない円盤で地球にやってきました。

ウルトラマンと対決するも、
水が弱点のジャミラはウルトラ水流で
ドロドロと溶けて死んでしまうのですが、
その様が長いし、苦しそうに呻くし、
思わず耳を押さえたのは覚えています。

大人の事情により、二度も闇に葬られたジャミラ。
記念碑を建てて、綺麗事で終わらせてしまうという
憤懣やるかたないお話でしたが、
怪獣を単純な悪として見ることに疑問を投げかけ、
人間のエゴを浮き彫りにしており、

子どもだった私たちには
理屈ではうまく語ることはできませんでしたが、
しっかり届いていたと思います。

この回は名作です。

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