今日は金曜日恒例のシャケ弁。
糸井重里さんを描きました。
私が20代の頃、
「コピーライターといえば?」と聞かれたら、
一番に名前が挙がる方でした。
私にとっては、ずっと雲の上の存在。
今もその気持ちは変わりません。
ですから、けしてふざけて描いたわけではないのです。
さて、ここで少し自分語りを。
30代で私はフリーになりました。
一人で仕事を始めたものの、
一番困ったのが──
「誰もチェックしてくれない」ということ。
OKもNGも、自分で出さなきゃいけない。
これ、フリー初期あるあるだと思いますが、
私にはかなりきつかった。
困り果てた苦肉の策として、
妄想癖のある私は、
さっそく“脳内クリエイティブディレクター”を作ることにしました。
憧れのあの人、この人。
イラストレーターからデザイナーまで。
なんとも豪華なクリエイター集団が、私の脳内に集結。
その中のひとりが、糸井さんでした。
もちろん、実際にお会いしたことはありません。
あくまで妄想宣伝会議。
その一番偉い席に糸井さんがいて、
「これ、面白い?」って、いつも問いかけてくるんです。
…そんなこんなで、
何度も窮地を切り抜け、
気がつけば恐ろしいことに、もう30年。
脳内の皆様も、
私の加齢とともにやや切れ味が鈍り、
誰が誰やらわからなくなり、
妄想宣伝会議も自然消滅しました。
でもその分、世間は超絶シビアです。
そして何年か前から、
私に必要なのは「脳内喜び組」だということに気づきました。
そんなわけで──
現在の私は、現役デザイナーとして仕事をしながら、
「ほぼ日 おいしい(弁当)生活」も続けております。
おかげさまで、
甘くはないですが、
「面白おいしい生活」なのは間違いないです。
今日の1曲…
Fink – Looking Too Closely (live bei TV Noir)
今頃になって追っかけています。
知らないいい歌が多すぎる。
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