錆びたパスタマシーンから始まった、三美神舞う弁当劇場

今日は三美神パスタ弁当

おそようございます。
前衛弁当作家のnancyです。

先日、台所の片隅から、長らく放置していたパスタマシーンを発見。
何度もオットさんに捨てられそうになったマシーンです。

お金がなかったあの頃、
手打ちうどんを作ったり、ラビオリや餃子の皮を作ったり、
そんな健気だった30代の私がよみがえります。

ふと「まだ使えるのか？」と気になって、
大いに気が迷って、
突然、うどんのような、パスタのようなものを試作。

しばらく使ってなかったせいで、
ちょっと錆びてましてね…
地味〜にメンテナンスからのスタートとなりました。

さて、話を戻して、
青いパスタはバタフライピーの粉、
赤はニンジンパウダーを混ぜています。
白は自然な粉の色です。
3色を茹でて、クリームソースやトマトソースで味つけしました。
(味付けについては超ざっくりです)

そして今回の主役、ボッティチェッリの「三美神」。
パンを麺棒でぺったんこにして、
オブラートアートしたスライスチーズをのせ、
ペンカッターで切り出します。
器用ではない私は指先に軽く2カ所の切り傷…。
(細かいカット作業あるある)

パスタと野菜を盛りつけた上に、
三美神をそっと配置。
この時点では女神たちはほぼヌード。
その後、生春巻きの皮で、あられもない姿をふわりと包みました。

もうお気づきの方もいらっしゃるとは思いますが、
弁当箱がいつもと違います、
そう、色英一さん（@shiki_eiichi）の作品です。
華やかで優雅な雰囲気が、この三美神にぴったり。

パスタマシーンのメンテナンスから始まった今回のお弁当。
手間暇かけて、想いも込めて。
弁当箱までこだわって…

だけど、食べるのはほんの刹那。



さて、今日は弁当作りのほかにもう一つ。
父が検査のため病院に行くことになったので、
心許ない母に付き添って病院に。
驚いたのが11時30分からの診察なのに、9時に集合ということになったこと。
どう早まったらそうなるのか理解に苦しむところからの
謎の数時間。
病気のデパートのような父ですから
検査やら診察やらで何箇所も移動して
三人ともすっかり疲れてしまいました。

しかし、
看護師さんやスタッフの方々はとても優秀で、
システムもしっかりしており、
よく考えてみれば一日でよく回れたな…
大きな病院はさすがだなとも思いました。



今日の1曲…”Blackbird” – The! Warshanna Sextet

広島ブログに参加しています。
ポチッと押してもらえたら嬉しいです。
↓↓↓