富士山、温泉、江ノ島、大仏。そして家族時間

連休中、久しぶりに旅をしました。

地理感ゼロの私たち夫婦が、「ここに行きたい」「あれが見たい」とわがままを言い、
息子に運転から旅の段取りまで全部おまかせ。
かなりの距離を走り回った三日間でした。

富士山を間近に見たり、海辺をゆっくり歩いたり。
温泉に浸かって、大仏を見上げ、江ノ島で迷子になりかけたり。
そうそう、
途中で食べたランチよりも高額な朝ごはんが美味しかったのも、
忘れられません。

そう、息子も私たちも、ギリギリまで仕事がハードで
ちょっとお疲れモード。
そんな中だったからこそ、夜ふかしもせず、珍しく早寝でぐっすり熟睡。
朝の目覚めも清々しくて、
日々の疲れがじんわりと癒えていくようでした。

そしてたくさん話もできました。
何気ない会話ばかりだったけれど、それが何より嬉しかった。
笑いながら、景色を見ながら、ただ一緒にいるだけで満たされる。
それが旅の一番の収穫だったかもしれません。

何を見て食べたか、どこへ行ったかももちろん大事だけれど、
「誰と行ったか」って、やっぱり一番大事だなぁと、
しみじみ思う帰り道でした。


さて、旅から帰ってきた途端、現実に引き戻されます。
父担当のケアマネさんと作戦会議をして
実家への「冷凍おかず作戦」スタート!!

母は最近、料理がちょっと怪しくなってきているものの、
まだまだ主婦としてのプライドは健在。
父の世話にはすでに興味を失っている節もあるのですが、
ヘルパーさんやお弁当、スーパーのお惣菜など、
“人に作ってもらったもの”は断固拒否。

そこで登場するのが、私の手作りおかず。
冷蔵用、冷凍用に小分けし、10種類ほど詰めて持っていきます。
市販の品もこっそり混ぜつつ、ラップし直したり、ちょっとだけ火を通したりと、
「自分で作ったフリ」ができるように細工します。
こうすることで母のプライドは保たれるのです。

…とまあ、そんな“攻防戦”をくり広げつつ、
今年の夏も地味に色々あります。
実家ではなぜか毎年、ちょっとした事件が起きるのです。
でも、いずれ私も行く道。
勉強させてもらっていると思いながら、
ブチギレたりしています。
（ちょっとは我慢しますが、辛抱はしない）


今日の1曲…Cordelia – I’m Sorry

鶴岡八幡宮のカフェで聴いた曲です。
息子がすぐに調べてくれました。
源平池の蓮の花がとても見事で感激しました。





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