
本日は過去弁のご紹介です。
2019年、山口県立美術館「岸田劉生展」のTVCMのために制作した“麗子弁当”。
私の代表作のひとつとも言えるこのお弁当は、
youtubeのCM動画をご覧いただけます。
今回、なぜこの弁当を再び投稿したかというと
フォロワーであり、お弁当仲間でもある方々が、
「麗子弁当の画像が勝手に使われていた」とご連絡をくださったからです。
実はこの弁当、顔だけでも何度作り直したかわからないほど。
撮影の当日の朝、ようやく「これだ!」という“顔”にたどり着きました。
実物の絵に寄せつつ、模写ではないギリギリのラインを狙い、
毛糸のケープのほつれや枝豆の配置まで、細部に神経を研ぎ澄ませて作りました。
そして、ボツになったたくさんの麗子の顔は
弁当やお好み焼きに乗せてすべて食べ切りました。




そう、CMを手がけたのは、
攻めに攻めまくった映像作品で知られるディレクター、後藤誠一さん。
昨年は映画も撮っております。
そんな方とご一緒できたことは、まさに冥土の土産級の誉れ。
そして今回、「これはnancyさんの弁当です」と
すぐに声をあげてくださった
@hirotan_bentoart さん
@kajirimi さん
お二人の気遣いと行動に、心から感謝いたします。
本当にありがとうございます。
広島ブログに参加しています。
ポチッと押してもらえたら嬉しいです。
↓↓↓








コメント
コメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。
この記事へのコメントはありません。