行き当たりばったりで見てきました沖ノ島

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先日、インスタグラムで
ある島をバックに写真を撮っていたのを見て、
これは「沖ノ島」にちがいない!!と思い、

唐津から車を走らせて、「沖ノ島」が見える場所まで行くことにしました。

ほぼ衝動的にです。

数年前に世界遺産に登録され、
その記念番組をオットさんと二人で見ていたのです。
女人禁制どころか、
選ばれし神職しか上陸することができず、
島で起こったことは他言無用。
島から石ころひとつ持ち出してはならず、

神事は謎のベールに包まれているという
神聖な島。

そのロマンに惹かれて
神湊港から大島行きのフェリーに乗りました。
予約もその場でできたので、
良かったのですが、
本当は車を載せる場合は事前に予約していた方が良いみたいです。

港から車で島の反対側に行き、
「宗像大社沖津宮遙拝所」へ。

そこで重大なミスが発覚しました。
沖ノ島はそう簡単に見えないのです。
私がインスタグラムで見た誰かの投稿は
沖ノ島ではない別の島だったのです。

その時点で
もう誰の投稿だったかわからなくなっていたので、
その勘違いを整理することもできないのですが、

私たちの目の前には
見渡す限り水平線が広がるばかりでした。

落胆していると
他の方の案内のために登ってきた地元の方が
「今日は海が霞んでいるから島は見えないですね〜」と話していました。
やっぱりそうか…とさらに肩を落としていたら、
「あっいや見えます。そこそこ!!」とはるか彼方を指差すのです。
周りにいる方々が「あっ見える!!見える」次々に見え始めましたが、
目が悪く裸眼の私は「??」
途中から「見えるって嘘ついちゃおうかな〜」と思ったりもして
誰の得にもならんしな〜と思っていたら、
ぼんやりと黒い島影が見えてきました(これ本当)

ちょっと感激しました。

私の勘違いで
振り回されていただけだったオットさんですが、
ここで、数年前にテレビで観たあの番組のことを思い出して、
「ああ!!」といい始めました。

点と線ともつれまくったアレとコレが
ようやっとつながった瞬間です。

とにかくココに行けたことは衝撃で、
目を閉じれば、
「宗像大社沖津宮遙拝所」の扉が開いて、
黒い島影がくっきり脳内に映るようになりました。

なんというか
第六チャクラの裏側に沖津宮が存在しています。
頭がおかしい人みたいですが、
自宅に帰って、経済活動を始めたら、
それが途端に旅の思い出になりました。

欲ににまみれて鈍くなって、
それくらいがちょうどいい感じですね。

生きていくには…ね

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