人生迷い道 走行注意区間レベル4

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昨夜nスタキャンプfesに一人で出かけました。
出演する側ではなくて、
観客として。

行きも暗くなっていたのですが、
問題なくたどり着け、
知り合いもたくさんいて、
あっという間に時間は過ぎました。

私が中学生の時ファンだった
ツイストのギタリストの大上明さんとも会えて、喜んでいたら、
予定よりも大幅に時間は過ぎていて、
お腹を空かせているであろうオットさんのことをすっかり忘れていました。

慌てて、挨拶して
ソーセージを持って車に乗りました。

車を走らせること数分。
真っ暗な道路が導く先が
「違う」ということを察しました。
誰もいないので、
引っ返しました。

そしてまた、
「違う」ということを察しました。

この2回引っ返したことで、
もうわからなくなりました。

キャンプ場から自宅まで。
さらに田舎からちょっと田舎への道のりは
ずっと田舎…というより”山”。

行けども行けども山道は深くなるばかり。
スマホを出して、
いやいやナビを使って、
なんとか脱出したかったけれども、

それには一旦車を停車しなければなりません。
しかし、
ホラー映画の見過ぎで、
車をエンジンを切った途端、
スマホを持った瞬間、
何かを目にするのではないか…
そうなったら完全に心臓が止まるな…と思い
止まることができませんでした。

よし!!ここは下ろう!!分かれ道があったら下る方へ…
そして止まらず走りました。
走行注意区間レベル4の看板があり、
動物注意の看板も

知ったこっちゃありません。

強い心で下りました。ひたすら山を。
「道はどこかに通じている」の父の言葉を胸に。
倒れかかりそうな木の影にヒヤッとしながら、

そして
どこかに出ました。

遠くに山陽自動車道が見えました。
最悪はそれに乗るぞ!と思っていたら、
セブンイレブンのある知った道に出ました。

そこでオットさんに電話。

キャンプ場を出てから1時間半。
対向車もいなければ、
動物に遭遇することもなく、
さらには
人にあらずなものを見ることなく、
オットさんに借りた車を傷つけることもなく、

無事に家にたどり着きました。

私は何をしているのでしょうか…
走行注意区間レベル4
まさに私の人生です。

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