煩悩シュトーレンとソーバキュリアス。そして「どうする家康」最終回

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今日はめちゃくちゃ冷え込んだので、
今年最後のつもりでシュトーレンを焼きました。
途中で材料がキレたので、
本日は36本焼きました。

タフではないオーブンなので、
無理をさせず庫内のお手入れをして、
「どうする家康」の最終回を観ました。

ノンアルコールビールで乾杯しながら。

そう、私は緩やかではありますが、
今年完全にお酒をやめました。

これは”ソーバキュリアス（Sober Curious）”と言うらしく
直訳すると“好奇心旺盛なシラフ”という意味です。
お酒を飲むのを我慢するのではなく、
あえて飲まないライフスタイルのことを言うのだそうですよ。

そんなかっこいいものではないですけど、
私もあえて飲まない生活をしております。

過去では
20年前義父が入院し、いつ何が起こるかわからないので禁酒。

15年前にオットさんが
息子が全国に行くまでは飲まない!宣言をして禁酒
しました。

そしてこの度、
はっきりした理由はないけれど、
いらないなと思ったので禁酒してます。
その話をしたら、母が
あんたぁ若い頃、
さんざん遊びまわって飲みあげたし、
もうエエんじゃろう…と言いました。

確かにその頃のスケジュール帳を見ると
12月は飲み会の休みが数日しかありませんでした。
激務の上に飲み会。
結婚して田舎に引っこまなければ
私は死んでいたと思います。

もうエエんじゃろうが一番的を得ています。

少し話はずれましたが、
今年はハーフサイズを入れたら、108個のシュトーレンを焼くことになります。

108個とは煩悩の数。

来年は年男と年女ですから、
折り返してそのまま仲良く下ります。

せっかく下りで道が楽になるのだから、
いらぬ煩悩はどんどこ捨てて、
今までの蓄積も手放しつつ、

“0”に向かって走ります。

考え方はすぐには変わらないだろうけれども、
シュトーレンの数を数えて108個だったのも
意味があるんじゃろうと思ってみたり。

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