カモメのばぁばぁで「三浦寿秀+淳子 展」反古画(ほごが)と写真展示に行ってきました

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三浦寿秀さんの絵を観るために
横川の「カモメのばぁばぁ」に行ってきました。

妹の淳子さんとの作品展を28日までされています。


三浦さんとは古くからのおつきあいで、
だからと言って
わざわざ連絡して約束して会うという感じではなくて、
行こうと思って行ったら
会うのです。

三浦さんの絵は反古画(ほごが)と言うのだそうです。
反古にされるかもしれなかった書の練習をした紙などを
捨てずにそこに絵を描いているから、

反古画。

すっきりした絵もあれば
くどい絵もあります。
文字は禅のお坊さんが書き残した
なんとかという書からとっているらしく、
右から左ニストの私は
その中間の脳みそに刻むことが難しくて
いつも通りこぼれ落ちてしまいました。

とにかく面白いのは
僧の気配が降りてきて
絵を描いているのだと。

いろんな人がいるから
おしゃべりする者もいれば、
寡黙でポツポツという感じに語る人もいるので
同じように見えても
それぞれ人物は違います。

そういう点も含め、
今回の展示作品はとっても面白かったです。

そうそう、
私も今年はまともな絵を少し書いていて、
スマホに保存しているのを見せたらば、

「何で描いた?」と聞かれたので、
「100円ショップの墨汁」と言ったら、

それでもいいんだけど、
墨の濃淡は綺麗だし、墨によってこれだけ色が違うよ…と
見本帳のような紙の束を見せてくれました。

そう、ちゃんとした墨を使った方が良いですよね。

昨日三浦さんは
朝、寒いし、人も少ないだろうから
行くのが億劫だな…と思ったそうです。

けれど、
「この事をあなたに教えるために来たんだね…」と
言うてくれました。

ほんまにその通りです。

今年は
広島大学の平手教授からフランス語の教科書のお仕事をいただき、
書道家の脇壽子さんに筆の大切さを教えていただき、
棟方志功愛用の筆と出会い、
面白くて絵を描いて、

暮れになり
三浦さんの反古画を観て墨の美しさに気づきました。

なんだか
もっと絵を描きなさいよ…と
背中をどつかれたような気がしていますけれど、

さて、どうなりますか…。

と話は脱線しましたが、
三浦さんの絵は本当に素晴らしかったです。

絵から感じる静けさは
この師走の喧騒の中、
少し似つかわしくないのかもしれませんが、

これこそが祈りであり、
今日の日にふさわしいようにも思いました。

そして、その中に
彩りを添えている淳子さんの写真は
実にカラフルでとても対照的でありながら、
「カモメのばあばあ」の空間の中で
不思議な調和がありました。

良い時間になりました。

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