今日は8月6日。
広島に原子爆弾が投下されて74年。
今年も「原爆の日」を迎えました。
オットさんのお弁当を作り、玄関で見送った後、
一人で黙祷をして、
テレビで平和記念式典を見ました。
松井市長が紹介した被爆者の短歌
おかっぱの頭(ず)から流るる血しぶきに 妹抱きて母は阿修羅(あしゅら)に
を聞いて少し涙がこぼれました。
血だらけになった妹を抱きかかえる母を詠んだものだそうですが、
それがわずか5歳の記憶とは…
さて、今日は
仕事の打ち合わせがあり、その後すぐに出かけましたが、
帰りに友人の顔を見に寄り道をしました。
「広島にいて、広島を語れんようではダメよね」と
同世代の友人は言いました。
そう、子どもの頃の平和教育だけでは全然足りないと思っています。
それでは恥ずかしながら、全然語れません。
しかし、
この世から核が廃絶されるその日まで、
その記憶は誰かが語り継がれなければなりません。
そのためにも
私ができることは何だろう…と考えています。
そして自分の小さな力を生かせるならば…と動いています。
もう、二度と広島、長崎が繰り返されることがないように…
わずか5歳の子どもの記憶に焼きついたものが
阿修羅のような母の顔では
悲しすぎるではないですか。
今日の1曲 Giovanni Mirabassi – Je Chante Pour Passer Le Temps
写真に写っている女の子の人形は
2002年のヒロシマ平和カレンダーのために
私が作ったものです。
女の子には「花子」という名前があります。
いろんなことを語りかけながら、作りました。
手が出来上がった時に、ある人が見て、
これは魂が入っているね…と言いました。
人形作家でもない私が、
裁縫もろくにできない私が、
どうやって作ったのかほとんど記憶にないのですが、
きっと何かを伝えたくて、
私の手を借りているんだな…ということはわかっていました。
もう二度とできない仕事です。
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コメント
nancyさーん!
素敵な贈り物が届きました!
いつもありがとうございます。
ゆっくり聴かせていただきます。
晴れさん
コメントありがとうございます。
楽しんでいただけると嬉しいです。
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