60からの手習い。バルバラの弾き語りとルブタンのレッドソール

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いつ、弾いたかも覚えていないくらい
鍵盤に触るのが久しぶりでした。
jazzの練習をしていたので、
コードは押さえられるので
ポロポロと弾いてみましたら

微にぼんやりと光が見えてきました。
そう、バルバラを歌うということ。

先月の終わり「バルバラ出版記念会」で
バルバラの歌を歌ったのです。
あれから不出来の悔しさから
悶々とした日々を過ごしていました

が、リベンジするその時に備え
練習すれば良いのだ!!と決心して
数日。

下手くそなピアノを弾き、
あやふやなフランス語を口にし、
あ〜とかふ〜とか言いながら、
とりあえず弾き語りの体を成してきました。

そうなると
一足飛びにステージで歌う妄想の世界に入ります。
下手だろうと
めちゃくちゃだろうと
そんなことはどうでも良い。

私は箱の中にお行儀良く並べられた
ルブタンのレッドソールを出して、
願い事をしました。

バルバラが歌えますように。

シワシワになった心が
ヒアルロン酸が注入されたように
ふっくらしました。

道のりは遠いけれど。

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