その毒は猛毒です。

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昨年末の旅行で、
渋谷駅の岡本太郎作「明日の神話」を見ました。
銀座線がどうちゃらで、
この通路には比較的人が少なかったので、
ゆっくり作品を見ることができましたよ。

そう、長さ30m高さ5.5m。
圧倒的なスケールの壁画なんですが、
立ち止まって見る人は多くありませんでした。

そうここは連絡通路なのです。

描かれているのは原爆が炸裂する悲劇の瞬間。
作品は保全活動に従事した岡本敏子さんの解説を含め
webサイトで見ることができます。☞

岡本太郎

その感動の余韻を胸に
岡本太郎さんの「自分の…シリーズ」である
「自分の中に毒を持て」を買いました。

イイかげん、毒だらけのオバさんが、
これ以上毒を持ったらどうなるのか…と心配している人間にとって
随分傍迷惑な本かもしれないのですが、

めくって最初の言葉。

いのちを賭けて運命と対決するのだ
そのとき、切実にぶつかるのは己自身だ。
己が最大の味方であり、また敵なのである。

で大きく首を縦に振った私。

本当にずっとずっと
毎日が己との戦いでした。

自分のやりたいことで糊口をしのぐ道を選んだ瞬間から、

この日々は続いています。

さらに、
家族を持つことになると
それはますます煩雑になり、
もはや己がどこにいるのかわからない…
何と戦っているのかもわからない…
そんな感じ。

しかし、その間にも
じ〜っくり時間をかけて
揮発し、
グルグル混ぜられ、
密度を増した己の毒は
明らかに猛毒となっている…

と思われます。

だからと言ってはなんですが、
まぁ〜私は食えない。

そう、
お清め系の本が多い中、
赤に黒文字。
手に取った本。


そして、「毒と混沌」を2020年のテーマに決めた私。





今日の1曲…Santana – Breaking Down The Door ft. Buika



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コメント

  1. 堪忍袋の緒

    渋谷に飾られた「明日の神話」こそ広島に飾って欲しいと思います。東京に飾ったって人込み(人のゴミ)が見る訳ありません。それでもnancyさんは見ちゃったのだから拍手です。私もチョットの間東京勤めしましたが、下町、山の手のいいとこ見る方がマシだと思いました。

  2. nancychannel3

    堪忍袋の緒さん

    そんな話がありましたね。確かにただの通路になっているのは少し悲しかったです。
    しかも渋谷のダンジョン化が凄まじくて、なかなかたどり着けず、
    皆前しか見ておらず、
    この都市はどこに向かうつもりなのか?と思いました。

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