追悼ライブで泣き虫が最後まで歌ったよ

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今日は以前ブログでも書いた
私の数少ないバンド友達である
ベーシストの大林さんの告別式でした。

ブログでも書きましたが、
ひょっこりベースを抱えて広島に帰ってきそうな気がして
まだ実感がなくて、
割と平気だったのですが、

この遺影写真を見たら、ダメでした。

大林さんとはじめて会ったのは
いつだったか全く覚えていませんが、
かれこれ20年くらい経ちます。

そんなだから、
その間に、たくさん話をしたことを思い出しました。

お互い譲らないポイントが似ていて
よく言い合いになり、
最後は私が子どもを叱るように怒るので、
しばらく連絡がなくなるのですが、
次に会った時は
お互い言い合いになったことを忘れていました。

2019年のクリスマスライブで
一緒に演奏をしたのが最後。
翌日、秩父に帰るのを
ncafeのマキさんとその息子の大ちゃんと
新幹線のホームで見送ったのが最後。

そして亡くなる数日前に
入院中の病院から電話がありました。
手元にあるベースのことだったのですが、
「譲る」と「託す」では違う…という話でこじれ、
私も言い返そうとしましたが、
大林さんの声があまりに苦しそうなので、
話だけ聞いて電話を切りました。

それが本当の最後になりました。

今日はお寺で皆が集まった後、ncafeに移動して、
親族を前にゆかりのあるバンドメンバーが集まり
小さなライブをしました。

私はそこで3曲ほど歌わせてもらいました。
奥さんからのリクエストの2曲と
アンコールの1曲です。

すごくすごく頑張って、
この泣き虫が泣き崩れずに
最後まで歌いました。

そう、
頑張れたのは、
一番後ろで見守ってくれたオットさんと、

ずっと居眠りしていてくれた、
大ちゃんのおかげです。

大林さんも大笑いしてみてくれたんじゃないかな…
それとも
後ろでベース弾いてたかな…

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