砂に埋もれる犬をモチーフに気分が上がらない休日返上弁当

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今日はそぼろに埋もれた犬弁当

フランシスコ・デ・ゴヤが
自身の邸宅「聾の家」の壁面に描いた
14点の壁画の連作『黒い絵』の中の『砂に埋もれる犬』をモチーフに
弁当を作りました。

ゴヤの絵の中でも
私が最も衝撃を受けた絵なのですが、
よく見ないと何が何だかわかりませんよね

しかしよく見ていたら、
はっ!!と気づく、そして唖然とします。

圧倒的な絶望感を前に、感情が追いつかない感じ。

ゴヤが生きていた時代のスペインは
政治的にも経済的にも不安定な状態であり、
ゴヤも晩年はその絶望的な空気感の中で
めちゃくちゃ恐ろしくて暗い絵を描きました。

わかりやすく犬の拡大写真や原画を貼り付けようと思いましたが、
やめました。
知りたかったら調べてくださいね。

そう、学生時代にこの絵のことを知ったんですよね。
ゴヤの話をしてくれたのは
美術の先生だったでしょうか?
もう忘れてしまいました。

ですが、この絵のことは強烈に覚えています。

40年経って弁当にしたわけなんですが、
今見てもなんだか胸の奥がゾワゾワしてきます。

この絵によって表現されているのは、
運命に流される人間という解釈があると
インスタグラムのコメントで教えていただきました。

私は、情報に埋もれた人間のようにも見えます。
首まで埋まって、手も足も出ない。
この弁当の原画は
200年前に描かれたものです。


さて、
今日は休日なのですが、
オットさんは休日返上で仕事にいきました。
本来ならば気持ちが明るくなるような
励ましになるような
そんな弁当を作るべきなのでしょうけれども

作ってしもうたよね。

モチーフに合わせ、
おかずはあえて茶色の食材を
詰めました。
・舞茸の塩炒め
・海老カツ
・ごぼう炒め
・椎茸のバター炒め

茶色のみで
あまりにも暗いので
最後に、ルッコラを添えました。

せめてもの希望ということで。


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