決死の映画鑑賞「フレンチ・ディスパッチ」

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今日は広島市内で用事があったので
雪が降りしきる中出かけました。

出発した時は完全に吹雪いており、
ヒヤヒヤでしたが、

出かけるついでに
田舎者の悪い癖であれやこれや予定を詰め込んだものですから、

“出かけなければならない”ところまで
自分を追い込んでいますから、

絶対に引き返せなかったのです。

雪はどんどん積もるし、
ぼたぼたと車の窓を打つ、
ああ…もう帰れないかもしれない…
そう思ってトンネルを抜けると、

なんと雨でした。

雨粒を浴びつつびちゃびちゃの道を車は進み、
広島市内にたどり着くと、
東の方で感じていた緊張感も何処へやら、
呑気に映画を見たワレワレです。

そう、インスタグラムでもたくさんの人が紹介している
ウェス・アンダーソン監督の
「フレンチ・ディスパッチ」

これがもう最高!!

…と言っても1回では飲み込めないほどの情報量なので、
あと3回は楽しめるなと思いました。

そう、映画を観終わってから用事をすませると、
なんと午後9時を過ぎてしまいました。
早めに帰ろうと思っていましたが、

そうはいかないですね。

トンネルをくぐると雪国か?…と
恐れおののきながら、
いくつものトンネルを抜け、
外気温に神経をすり減らし、
やっとやっと帰りついた凍てつく我家で
今ブログを書いています。


心の底から「ああよかった」と無事を喜びつつ、
「フレンチ・ディスパッチ」は
そこまでしてでも観るべき映画だったと
思いこもうとしています。

うん。

今日の映画予告編


映画館ではいびきかいていた人がいました。
この世界に入れなければ
とても退屈な映画かもね。


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